2011年8月22日月曜日

Free as a Bird

鳥のように自由になりたい。

The Beatles - Anthology 1 #1 "Free as a Bird"

伝えたい言葉はたくさんあったけど、やめた。「元に戻れないし、元に戻る必要もない。」、これが相手からの最後の言葉だった。酷く動揺して、私は支離滅裂だった。会いたがらないのは、決心が鈍るからだと思っていた。

元に戻れなくても、新しい道を探そう、諦めないで、と伝えようと思った。でも伝えたい言葉を綴るうちに、最後の言葉は私のために言ってくれたことに気づいた(そう私は信じた)。いつも私を守りたいと言ってくれた。考えぬいた末もう自分では私を守ることができないという結論になったんだろう。そして、最後に私を守りたい、自由にしたいと思ってくれたのだろう。

私のことなら何でもお見通しだと言ってくれた。縁があればまた会えるだろう。それまで私は自由でいよう。言葉なんかより、よっぽど伝わるだろう。

ではでは。

2011年8月19日金曜日

猫と小鳥

ある夏の日、一匹の猫と一羽の小鳥が出会った。
猫と小鳥は恋に落ちた。

秋になり、猫と小鳥はお互いをもっと好きになった。
猫は小鳥の喜ぶ顔が嬉しかった。

冬になり、猫は小鳥を何度も泣かせた。
小鳥の流した涙は悲しみと喜びの涙だった。

春になり、猫は病になった。
猫は寄り添う小鳥をもう泣かせないと心に誓った。

次の夏、猫と小鳥は旅をした。
猫と小鳥は幸せだった。

旅の後、猫と小鳥に別れが訪れた。
小鳥は泣きながら鳥籠に帰っていった。

猫は泣いた。

2011年8月18日木曜日

X-MEN: FIRST GENERATION

この映画を観たのは二ヶ月くらい前だったかな。当時どこかのブログでビーストとミスティークの関係についての考察があって面白そうだなと思ったのが観に行くきっかけだった気がします。

ミュータントであることが受け入れられないビーストと、ミュータントであることを受け入れると決心するミスティークの淡い恋物語。破局?そもそも恋が実る前に終わった感じでしたが、両者の気持ちのすれ違いみたいなものを自分に重ね合わせたりしました。
私の未来を暗示したような二人の結末でして、運命的なものを感じています。ほんと嫌な事があると思い出すこと思い出すことが何かリンクしてしまって精神的に参ります。

何にしても面白い映画でした。急に思い出したのでだらだらと書いてみました。
ではでは。

2011年8月15日月曜日

Yesterday

ああ悲しみは突然やってきた。
なぜ彼女が去らなければならなかったのか。僕には分からない。
今はただあの日に戻りたい。


The Beatles - Help! #13 "Yesterday"

最近まで Yesterday の歌詞の意味を考えたことはなかった。今の自分ととても重なる、重ねてしまう。
私の場合、彼女が去ってしまった理由は分かってる。ただ私もあの日に戻りたい。

彼女は最初去るのを嫌がった。私は一緒にがんばろうと言った。
彼女はこの世から消えたいと言った。私は消えないでくれとお願いした。
彼女は諦めると言った。私にはどうすることもできなかった。
彼女はもう一度がんばると言った。私はとても嬉しかった。
彼女は友達との時間が楽しいと言った。私は少し寂しくなった。

彼女は会えないと言った。私は彼女を傷つけた。
あの日に戻りたい。

彼女には後悔してないと言った。でも私は今とても後悔している。
彼女の中でどんどん小さくなる私。今はただあの日に戻りたい。


Yesterday は昔から好きだった。ただ意味については考えたことがなかった。
この曲を彼女に送ったことがある。虫の知らせだったのだろうか。
他の曲の中にもいくつか悲しい曲があった。

頭では彼女がなぜ行ってしまったのか分かってる。だけど心はまだ整理できない。
なぜ彼女は去ってしまったのか。

いつかこのストーリーから教訓を学びたい。だけど、今はちょっと無理だ。
ではでは。

2011年8月12日金曜日

I wanna be a storyteller.

ブログをはじめるにあたって、ストーリーテリングに興味があった。語り上手になりたいってことです。どうしたら語り上手になれるか?それをこのブログで追求していきたい。最初の動機はそんだけ。

ストーリーの価値は、“ストーリーを触媒に、自ら考え、自分にとって価値観のある教訓を導き出せる”にある色々経験したり話を聞いたりして、ストーリーを自分の中にいっぱい貯金したいな。そして、濃いストーリーを語れるようになりたいな。

ではでは。