2011年11月28日月曜日

Think for Yourself

もう勝手にしろよ、行きたいとこへ行けよ。
もう勝手にしろよ、お前の描く未来の中に俺はいないんだから。

The Beatles - Rubber Soul #5 "Think for Yourself"

高校の友達の結婚式に行った。式の前夜、その友人夫妻と居酒屋で話をした。見ていてこっちが寂しくなるくらい幸せそうな二人だった。二人の間に遠慮はなさそうだった。私と彼女はどちらも遠慮していた。彼女はそれでいいと言っていたが、思い返すととても歪な関係だった気がする。

ホテルに戻った後、何とも言えない寂しさから、彼女に電話してしまった。電話は取られたが、彼女は私からの電話だと気づかなかった。その瞬間、彼女の中で私が過去の人になったことを悟った。私は言いたいことの全てを飲み込んで「元気そうだね、良かった」とだけ言った。その後、電話は切られてしまった。彼女は私だと気づいたのか、それとも迷惑電話だと思ったのか、そんなことはどうでも良かった。私からの電話だと気づかなかったことが、ただただ悲しくて悔しかった。もう自分を解放してやろう、忘れてしまおう、そう思った。

私は「絶対」とか「永遠」とかいう言葉が好きじゃない。だけどあの日彼女が言ってくれた「どんなことがあっても絶対あなたと式を挙げるから」という言葉を信じていたかった。でもやっぱり絶対なんてなかった。そんな言葉を軽々しく言うのも信じるのも愚か者だ。私には自分を変えてでも欲しかったものがあったが、結局手に入れられなかった。私はどんどん昔の私に戻っている。

他者の悪意を見ながら育った人間と、他者の悪意から守られて育った人間、価値観が違いすぎた。

2011年11月19日土曜日

For me life is like a nest of antlion, I am like an ant.

私にとって人生は蟻地獄のようで、私は蟻のようだ。

登り切れるなんて思っちゃいないけど、だからといって登るのを止めようとは思わない。