2012年3月21日水曜日

Money

人生でもっとも素晴らしいものに値段はつけられない。
でもそんなものは鳥や蜂のためにでも取っておけばいい。
さぁ、俺に金をくれよ!欲しいのはそれだけさ。

The Beatles - With the Beatles #14 "Money"

株で儲けた先輩がいる、一般的な会社員が一生かけて得るような富を手に入れたらしい。彼は何を思って未だ会社員を続けているのだろうか。多くのものを賭けて彼はその富を手に入れたはずだ。

私は何を賭けられる?そして、そのリターンに何が期待できる?そんなことを療養中に考えた。気が滅入ると急に何もかも嫌になる。そんなときスヌーピーのある言葉を思い出した。

サリー「なんであなたが犬なんかでいられるのかと、時々思うわ」
スヌーピー「配られたカードで勝負するしかないのさ」

例え恵まれていなくても自分にはそのカードしかない。そんなことは分かりきっていることなのに。足が止まりそうになる。

筆は重く、心は薄っぺらい。 自己嫌悪感を抱いている。
これが挫折感か。

2012年3月14日水曜日

Magical Mystery Tour

マジカル・ミステリー・ツアーが君を連れ出したがっている。
君を遠くへ連れて行きたいんだ。

The Beatles - Magical Mystery Tour #1 "Magical Mystery Tour"

病気のときは弱気になる。春は私にとって大敵かもしれない。
久々の高熱くじけそうになる。

2012年3月12日月曜日

The Long and Winding Road

君のもとへと続く、長く曲がりくねった道。
それは決して消えることなく、たびたび現れては...
僕をこの場所へといつも導いてくれる。
僕を君のもとへと導いてくれ。

The Beatles - Let It Be #10 "The Long and Winding Road"

友人の結婚式までもうすぐだ。人生には無数のまさかがあるが、これも一つのまさかだろう。

二人が出会ったのは、先一昨年の年末だった。私が二人を引きあわせたわけだが、この二人が結婚するなんて当時は思いもしなかった。正式に交際をはじめるまでの新郎の悶々とした気持ちを、よく酒の肴にしていたものだ。今となっては良い思い出だ、本当に感慨深い。

さっき新郎に電話をして「今、幸せか?」と尋ねた。照れながら「幸せだ」「ありがとう」と言ってくれた。私は良いまさかを彼にプレゼントできたのだろう。決して消えることのない末永い幸せを彼らに願うよ。

ではでは。

2012年3月2日金曜日

I Me Mine

朝から晩まで、俺が俺が俺が......
俺が俺が俺が俺が......誰も彼も自分のことばかり......

聞こえてくる言葉は、俺が俺が俺が......涙さえも、俺が俺が俺が......
そんな生き様を演じることを、誰一人恐れていない。

誰もが言っている、酒よりも巷にあふれる言葉。
生まれて死ぬまで、俺が俺が俺が......

The Beatles - Let It Be #4 "I Me Mine"

多くの人は自分が正しいと信じているのだろうか。私は"自分が正しい"とは思わない。そして、"他人が正しい"とも思っていない。自分の正当性を主張することに嫌悪感を持っている。誰かと比べて自分が正しいことに何の意味があるんだ。

自分が正しくないかもしれないこと、他人が間違うことに寛容な世の中になってほしい。他人の目に映る自分に囚われる価値観なんかなくなってほしい。他人の目に映る自分を許してやれよ。私にはみんな何かに囚われているように見える。

私の考えることは正しくないかもしれない。でも、私はそう信じている。