目を覚ました途端、ベットから転げ落ちた。
すぐに櫛で髪をセットして、下に降りて一杯やって、見上げて気がついた、遅刻だ。
慌ててコートをはおり、帽子を鷲掴み、バスに乗り込み、二階に上がって煙草で一息。
誰かが何か言っているけど、僕はもう夢の中...
The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band #13 "A Day in the Life"
友人の結婚式に出席してきた、良い式だった。二人の幸せな姿に、あの日の自分が重なった。「自分にもこんな未来がありえたんだろうか?ありえたとして、なぜありえなかったんだろう?」そんなことを式中にふと思ったりしていた。
新婦の家族を見て、「ああこんな人たちとなら自分も上手くいったんだろうか?」そんなことも思った。私は本当に良縁を友人にプレゼントしたのだろう。未来は誰にも分からないだろうが、私は彼らの幸福な人生を確信した。
二人がこれから歩む最高の日々を素直に祝福している。
ではでは。