2012年2月14日火曜日

My Sweet Lord

我が主よ、あなたのことをもっと知りたいのです(ハレルヤ)
あなたとともに行きたいのです(ハレルヤ)
あなたに全てを捧げたいと思っているのです、我が主よ(アアア)

George Harrison - All Things Must Pass #1-2 "My Sweet Lord"

あれから半年が経った。完全に吹っ切れたわけではないが、ほとんど支障はない。

去年の今頃、彼女はチョコレートの代わりにパンケーキを作ってくれた。彼女はパンを焼くのが趣味だった、全てを忘れて集中できると言っていた。よく憶えている。

私はおそらく記憶を定着させやすい性分だと思う。定着している記憶はとてもとても甘い。その記憶は私にとって薬であり、猛毒の劇薬だ。あのパンはとてもとても甘く優しかった。

私は幸福感と距離を取って生きてきた人間だ。近づきすぎると反動があると自分に言い聞かせてきた。今回は近づきすぎた、終わりの瞬間が訪れる可能性を考えることを止めてしまっていた。私はノーガードだった、おそろしく鈍く重いパンチを貰って K.O. されたようなものだった。

今の私はパンチドランカーのようなものなのかもしれない。本当の意味で立ち直ることはもうないのかもしれない。

昔のことを思い出す。私は常に観客席で自分の試合を眺めるような人間だったように思う。つまらなそうに試合を見つめる観客だ。ただ今回は観客ではなかった。そして負けた。

勝ちたかったわけじゃない。最初は負ける可能性も考えた。だけど最後の時間、私は負けることなんて微塵も考えていなかった。これは多くの人が陥る罠のようなものなのかもしれない、だが私はそれらをできるだけ避けてきた。今回は避けられなかった、それが良かったのか悪かったのか?今はわからない。きっと私次第なんだろう。

私には尊敬する存在、尊敬できる存在がいない。私の知らぬ、私が未だ出会っていない、我が主がどこかにいるんだろうか?いてほしいものだ。
私は人に絶望しているが、同時に悲しくなるくらい期待もしている。

本当に My Sweet Lord に会いたい。

2012年2月11日土曜日

I Need to Be in Love

I know I need to be in love
I know I’ve wasted too much time
I know I ask perfection of
A quite imperfect world
And fool enough to think that’s
What I’ll find

Carpenters - By Request #3 "I Need to Be in Love"

邦題の青春の輝きのイメージから、もっと幸せそうな歌詞が綴られていると思っていた。

この不完全な世界で完璧な愛を求め、それが見つかると思っていた愚かな私

カレン・カーペンターの声がとにかく美しいのもあいまって、詞の意味を知ると儚さが増す。
生前のカレンはこの歌が一番好きだったそうだ。私はあまりカーペンターズを聴いたことがないが、今のところ私もこの曲が一番好きだ。詞の意味を知った後でもだ。

傍らにずっと置いておきたい名曲です。

2012年1月29日日曜日

Devil in Her Heart

彼女が僕を置いて行っちゃうなんて信じられない。
僕を抱きしめて「愛してる」って言ったのに。
彼女が僕を傷つけたり、見捨てたりするもんか。
おい、わからないのか?

The Beatles - With the Beatles #12 "Devil in Her Heart"

人間の心の中には悪魔がいる、私はそう信じている。
そしておそらくその悪魔との付き合い方は誰からも学ぶことはできない。

人間の心の中には悪魔がいる、おそらく彼女の中にもいた。
そして彼女は自分以外の悪魔とも勇敢に戦ってくれたのだろう。

人間の心の中には悪魔がいる、おそらく私の中にもいる。
だけど私の心の中の悪魔はあの日からずっと泣いている。

Don't cry devil in my heart.

2012年1月3日火曜日

Here Comes the Sun

ほらお日様が、お日様がやってくるよ。もう大丈夫だ。
可愛い君、長くて冷たい孤独な冬だったね。ずっと長い間じっと堪えていたような気がするよ。
ほらお日様が、お日様がやってくるよ。もう大丈夫だ。

 The Beatles - Abbey Road #7 "Here Comes the Sun"

昨日初詣に行ってきた、去年二人で行った神社だ。私と彼女の幸せを願ってきた。
初詣の後、一人きりで街中を歩いていた。市街地から少し離れていたせいか、世界に私独りきりなんじゃないかと思うぐらい閑散としていた。まるでアイ・アム・レジェンドの気分だった。

去年の初詣、彼女は何を願っていたんだろうか。まだ365日しか経ってないのに、何だかとても昔のような気がした。たぶん私は彼女のことを忘れることはできないんだろう。会いたいな。

散歩の目的はデパートの初売りセールに向かうためだったけど、人の多さにげんなりしてデパートには寄らなかった。世界に独りきりなんじゃないかと散歩中は思っていたのに、たくさんの人がいて現実に引き戻されたからだ。人がたくさんいても、その人たちは私には無関心だし、私も無関心だ。早く冬が終われば良いのにな。

この間友人たちに自分のことを吐露した。私が「人間も捨てたもんじゃないと思えるような人に出会いたい」と言ったら、ある友人が「今集まってるこの瞬間に捨てたんもんじゃないと思われていないことが悲しい」と言った。私は私自身を根底から壊してくれる人に出会ってみたい。いつか友人を失くしそうだ。

初詣からの帰宅後、昔の写真を眺めていた。最高の笑顔だった。また誰かをこんな笑顔にさせることができたら良いな。

私のお日様はまだやってきそうにない。あけましておめでとうございます。

2011年12月25日日曜日

Happy Xmas

心からメリークリスマス、そしてハッピーニューイヤー。
来年は何もおそれることのない良い年であるよう願おう。

John Lennon - Lennon Legend #19 "Happy Xmas"

2011年も暮れになった。前半の半年はとても幸せだった、後半の半年はとても寂しかった。

一年前の12月22日が転機だった。その日はとてもげっそりしたけど、安堵と希望に満ちた一日だった。その希望は半年で終ってしまったけど、間違いなく私は誰かに必要とされていた。安心して迎えた大晦日、二人で行った初詣、思えば2011年のはじめが絶頂だった。

二人で式場を巡ったりもした。急いでいたのは彼女のほうだった、急ぐ理由が彼女のほうにはあったのだろう。だけど私はそんなことは些細なことだと思っていた、自分の足元の危うさが私には分かっていなかったのだ。その彼女の懸念は半年後悪い形で表面化した。

私の見えないところで彼女はいっぱい泣いていたのだ。彼女は謝ってばかりだった。
2011年は上手く行っていたようで、上手く行かなかった一年、それが私の感想だ。

私は彼女の笑う顔が好きだった、できれば今も変わらず笑っていてほしい。
2012年は良い一年にしたいな。