2013年2月12日火曜日

Here Comes the Moon

皆、おしゃべりが尽きないのさ。気づかないふりをしている。
でも、ほら月がやってくる。月が、月が、月が、月がやってくるよ。
満月になるといつだって鼓動が激しくなる。くらくらと目眩がする。
そうさ月のせいだ、ほら月がやってくる。

George Harrison - George Harrison #3 "Here Comes the Moon"

去年の春、転機が訪れた。心満たされる日々を送ることができた、これからも送るつもりだ。誰にでも辛いことはあるだろう、立ち止まりたいと思うこともあるだろう、すさんだ気持ちになることもあるだろう。それでも、生きていれば何とかなる。去年はそんなことを考えた。また最高の笑顔を手に入れた、私の夜を照らす満月だ、いつも私を照らしてくれている。ありがとうの言葉じゃ足りないくらいありがとうと思っている。

ありがとう。

2012年4月29日日曜日

Getting Better

だんだん運が向いてきた。良いぞ、良いぞ、良いぞ。
目に見えてどんどん良くなってるのさ。

The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band #4 "Getting Better"

油断をしてはいけないと思っているが、だんだん良くなっている実感はある。
Getting Better を毎日聴きたい、そんな気分だ。

2012年4月10日火曜日

Paint It Black

自分を見つめてみる、俺の心は真っ黒だ。
赤い扉を、黒く塗りつぶさなければ。
そうすれば俺が消え去って、現実と向きあう必要がなくなる。
この世の全てが真っ黒なら、顔を上げてなんていられないだろう。

The Rolling Stones - Forty Licks #1-17 "Paint It Black"

前を向いて歩むことが辛いと感じる時がある。私は私の心しか知らない、他の人もこんな風に思うことがあるんだろうか。あるとして、そんなものは思春期で決着をつけているものなんだろうか。私はかなり不完全な人間なのかもしれない。

何かに寄りかかって休みたいが、今の私には支えなんてない気がする。私はきっととても寂しい人間なんだろう。

精神の孤独、これが今の私の現実なんだろう。

2012年4月8日日曜日

A Day in the Life

目を覚ました途端、ベットから転げ落ちた。
すぐに櫛で髪をセットして、下に降りて一杯やって、見上げて気がついた、遅刻だ。
慌ててコートをはおり、帽子を鷲掴み、バスに乗り込み、二階に上がって煙草で一息。
誰かが何か言っているけど、僕はもう夢の中...

The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band #13 "A Day in the Life"

友人の結婚式に出席してきた、良い式だった。二人の幸せな姿に、あの日の自分が重なった。「自分にもこんな未来がありえたんだろうか?ありえたとして、なぜありえなかったんだろう?」そんなことを式中にふと思ったりしていた。

新婦の家族を見て、「ああこんな人たちとなら自分も上手くいったんだろうか?」そんなことも思った。私は本当に良縁を友人にプレゼントしたのだろう。未来は誰にも分からないだろうが、私は彼らの幸福な人生を確信した。

二人がこれから歩む最高の日々を素直に祝福している。

ではでは。

2012年3月21日水曜日

Money

人生でもっとも素晴らしいものに値段はつけられない。
でもそんなものは鳥や蜂のためにでも取っておけばいい。
さぁ、俺に金をくれよ!欲しいのはそれだけさ。

The Beatles - With the Beatles #14 "Money"

株で儲けた先輩がいる、一般的な会社員が一生かけて得るような富を手に入れたらしい。彼は何を思って未だ会社員を続けているのだろうか。多くのものを賭けて彼はその富を手に入れたはずだ。

私は何を賭けられる?そして、そのリターンに何が期待できる?そんなことを療養中に考えた。気が滅入ると急に何もかも嫌になる。そんなときスヌーピーのある言葉を思い出した。

サリー「なんであなたが犬なんかでいられるのかと、時々思うわ」
スヌーピー「配られたカードで勝負するしかないのさ」

例え恵まれていなくても自分にはそのカードしかない。そんなことは分かりきっていることなのに。足が止まりそうになる。

筆は重く、心は薄っぺらい。 自己嫌悪感を抱いている。
これが挫折感か。